幼児期に最適な集中力アップのあそび
こんにちは。幼児英語のマミです。
暖かな札幌です。
うちの子は一つのことに集中できなくて・・・
じっと(静かに)していられなくて・・・
そんなふうに悩んでしまうママも多いのではないかと思います。
でも、子どもって本来動きたがるものですし、興味を持ったことには大人が思っている以上に集中するものです。
年齢や男女差、性格にもよります。
1~2歳児ちゃんでしたら、歩いたり走ったりすることそのものが楽しいので、動き回って当然です。
3~4歳児さんはいろいろなものに興味が向くので、見たいものを見に行く、触りたいものを触りに行く、何か聞こえてくれば何だろう?とそっちの方向へ向かっていくのは普通の行動です。
4~5歳児さんも同じで、少しずつ判断力もついて自分の行動を制御できるようになるのですが、知りたがり君、やりたがりチャンは思わず行動に出ちゃうこともあります。
なので、「集中力がない」と思わずに、興味が他にあると思いましょう^^
でも集中力を高めるあそびがあったら、それはそれで取り入れたいですよね。
今回はご家庭でも簡単に作れる集中力アップの小道具を紹介します。
今月は27日が Easter Sunday (イースターサンデー) なので Easter Egg (イースターエッグ) で作ったものですが、タマゴじゃなくても動物でも食べ物でも何でもOKです。
折り紙をたまご型に切ってラミネートし、穴あけパンチでまわりに穴をあけたものです。
お子さんが好きなものを画用紙に描いてもいいですね。
お絵かきが大好きな子なら一緒に描くところからはじめると「自分がつくったおもちゃ」として愛着がわき、大切にすると思います。
穴の数や間隔もお子さんの年齢や紐の太さに合わせるといいです。
まわりの紐はアマゾンでカラフルな靴紐を見つけたので私はそれを使うことにしましたが、毛糸の先をセロテープで巻いてあげても代用できます。
遊び方を説明しなくても、目に付いて興味があれば手にとって紐を通し始めると思いますが、「どうやるの?」と聞いてきたらパッと教えずに「どうやるんだろうねぇ?」と一緒に考えるフリをするのもいいでしょう。
最初の1本だけ通してあげてあとはどこに通してもいいんだよと自由にさせるといいです。
この紐通しのあそびは「集中する時期」というものがあるそうです。
「紐を通すことがものすごく楽しくてしょうがない時期」です。
紐の通し方が分からなかったり、上手にできなくて諦めてしまったりしたら、その子にとってはまだ時期じゃないのかもしれません。
いつでも手に取れる環境にしておいて気持ちが向くまで待ってあげましょう。
他の子と比べて「同じ年齢なのに」とか「年下のあの子があ~なのに」などと思わず、その子自身を以前のその子と比べてあげましょう。
一年前と比べたら・・・
先月と比べたら・・・
そうするとちゃんと成長している部分や伸びていない部分が見えて、どう関わればいいかも見えてきます。
以下のような簡単な英語表現を使って遊んでみましょう。
Up (上に)
Down (下に)
Pull (引っ張って)
Through the hole (穴に通して)
お子さんの年齢に合わせて、紐を引っ張った勢いで抜けてしまいそうなら端を結んでおくといいでしょう。
上に、下にという通し方が難しい場合は穴を見ながら紐を通すやり方(写真左上)でもOKだし、工夫して模様にしてみてもOKです。
決まりがないのがこのあそびの良さでもあります。
通し方に決まりがないので、想像力や創作力もつけることができるあそびです。
一生懸命になることの楽しさや、完成させたときの達成感を味わえます。
遊びながら集中力をアップさせ、創作力も一緒についたら嬉しいですよね(*^^*)
親子英語サークルでもイースターの時期なのでこれで遊んでみようと思っています。
みんなの反応が楽しみです。
マザーグースの詩の中に ♪Cobbler, Cobbler Mend my Shoe (靴屋さん、靴を直してちょうだいな) というのがあって、その中で靴を縫うときに Stitch it up and stitch it down と歌われています。
その辺を歌いながら一緒に up, down を繰り返してあげるとリズミカルに楽しめるのでおすすめです。
♪Cobbler, Cobbler Mend my Shoe はまたそのうちに紹介したいと思います。
ではまた次回(^^)/